株式会社日東コンクリート工業のSDGs 宣言

1964年に創業以来、人情・根性・感謝をモットーに様々な用途に応じた基礎ブロック・コンクリート製品の製造・販売に取り組んで参りました。
変革が求められる世の中で、地球環境、地域社会へ貢献する企業として、何よりお客様の要望に対し、責任もって完遂する企業として、SDGs(持続可能な開発目標)の達成に貢献します。


SDGsとは
SDGs(エスディージーズ:Sustainable Development Goals 持続可能な開発目標)とは、持続可能な世界を実現することを目的に国連サミットで採択された、2030年までの国際目標のことを指します。
17のゴール・169のターゲットから構成されており、地球上の誰一人として取り残さないことを誓っています。

環境に配慮した再生材活用による脱炭素アクション

世の動きを察知し、特注品に対するお客さまの要求に対して素早くお応えできるよう努めてまいりました。持続可能な社会の実現のため、コンクリート材料に活用できる再生材として溶融スラグ(※1)を採用し、現在では細骨材置換率(豊田溶融スラグで)100%を達成しました。今後は、ITを活用した技術革新を図りつつ、CO2排出量が低く環境価値の高い製品提供に積極的に取り組みます。

(※1) 都市焼却ゴミの燃え殻を溶かして生成した砂

【主な取り組み】
・軽量コンクリートAISE販売開始
・Scope3(※2)を考慮した脱炭素への取り組み
・溶融スラグを活用した再生材置換率18%以上で製造
・持続可能な生産方法の検討と実践
・2045年を目標にCo2の排出量実質0%に取り組み開始
 

(※2) 2011年にGHGプロトコルが策定した、温室効果ガスのサプライチェーン排出量の算定・報告のための世界的な基準・ガイドラインにおける排出量の算定方法・範囲のうち、「その他間接排出量」を指します。具体的には、自社が購入した物品の製造時の温室効果ガス排出量や、消費者による自社製品使用時の温室効果ガス排出量などがあります。

創業当初から働きやすい職場環境づくりを遵守

創業当時から大切な方針として「残業しない/させない」を遵守してきました。
従業員一人一人が安全で健康に働くことができる労働環境設備のもと、性別を問わない公平な人事評価制度や社員教育の充実、若手の育成にも積極的に取り組み、誰もが働きやすい組織づくりを実現します。

【主な取り組み】
・最低賃金以上の報酬の支払い
・あいち女性輝きカンパニー認証制度による認証取得(計画)

良質な素材を適正に評価し、環境にやさしいまちづくりに貢献

子どもや孫世代が安心できるまちづくりのために、再生材100%の環境に配慮したコンクリート製品の開発や質の良い素材価値を適正に評価し、コンクリート製品製造販売事業を通じて、ステークホルダーの皆さまとの信頼関係を構築します。
各自治体をはじめ地域の複数組織との積極的な連携や地方創生を目的としたパートナーシップで技術とノウハウを活用し、100年先も誇れるまちづくりに貢献してまいります。

【主な取り組み】
・2040年までに再生材比率85%まで上げる
・愛知県SDGs登録制度への登録(計画)
・地方創生SDGs官民連携プラットフォームへの会員登録及び参画(計画)
・とよたSDGsパートナー登録団体としての登録(計画)

 今後も私たちの事業活動において法令並びに行動規範を遵守し、また地域貢献活動などを通じて、CSR( 企業の社会的責任 )を全うする中で、お客様、お取引先様、地域の皆様と共に発展し続け、内外の信頼を得る取組みをしていくことを宣言します。